ツヨクイキル

理系大学生の雑記ブログ

【新型コロナ】デマを鵜呑みにする日本人のリテラシーの低さ

 トイレットペーパーカバーのイラスト

 新型コロナウイルスのニュースが連日報道され,小中高の臨時休校や,東京ディズニーリゾートの二週間の長期休園が決まるなど,イベントの中止や延期,外出を控えるなど自粛ムードも広がる.

 そんな中で今話題になっているのは,トイレットペーパーやキッチンペーパー等の紙製品の買い占めによる品切れである.

 どうやらマスクに続いて,トイレットペーパーやキッチンペーパーなどの紙製品も生産がなくなるという【デマ】が拡散したようだ.

 しかし,トイレットペーパーは日本製がほとんどであり,新型コロナによる生産への影響はないといえるそうだ.

 こうした根拠もないデマに踊らされ,スーパーのトイレットペーパーやキッチンペーパーの棚は空になった.

 震災のときもそうだったが,残念なことに非常時には人々の不安を煽るようなデマが拡散しやすい.このようなデマを鵜呑みにせず自分の頭で一度よく考える癖をつけてほしいと思う.

 流れてきた情報を鵜呑みにするようでは,情報商材や嘘の投資話にすぐ乗ってしまういい「カモ」になってしまう.情報を鵜呑みでカモになるようでは鵜なのかカモなのかよくわからない状態になってしまう.こうならないためにもリテラシーをしっかりつけようという話である.

コガモのイラスト

【実体験】地方大学生がマッチングアプリで彼女を作った方法

女性を後ろから抱きしめる男性のイラスト

僕は地方の大学の工学部に在籍している.

地方大学ということで学生数も少なく,都内の大学のようにインカレのような他大と交流する機会もない.それに加えて,工学部は男女比9:1,学食は男たちの餌場と化し,夏には男たちの汗で霧がかかりマチュピチュのようなキャンパスとなる.

数少ない女子にアプローチしようものなら,情報は瞬く間に広がり,残りのキャンパスライフに支障が出る恐れすらある.彼女たちの情報網の通信速度には驚かされる.工学部のリケジョということで光ファイバーを超える高速通信網を開発したに違いない.

男なら噂が広がることぐらい覚悟してアタックしろよ!という声が聞こえてきそうだが,小さなリスクで大きな成果を得るのが真の男であり,後先考えずに突き進むのは賢い方法とは言えないだろう.

学内の恋愛は捨て,学外の出会いにも期待できないとなれば,僕のまわりの友人もそうだが,多くの人は大学での恋愛はあきらめ,社会人になったら彼女ぐらいできるだろうと考える.

しかし,この考えは非常に甘い,甘すぎる.

いままで彼女がいたことない人が社会人になったことで彼女ができるか,いやできない.それどころかますます難しくなる.その理由を説明しよう.

女の子は高校生から大学生にかけて,めちゃめちゃモテる.この時期はいろんな男からアプローチされたり,デートに出かけたり,付き合ったりして男を見極める能力をつける.

一方,高校生から大学生にかけて,暗黒界に生きる僕たちのような陰キャラ男子はどうだろうか,女の子たちがレベルアップしていく中,彼女をつくったことがないとなれば,距離の縮め方も,デートの仕方も,女の子について何もわからない.

考えてほしい,レベルアップした女の子とレベル0の男が,社会人となり出会ったところで,恋愛に発展するだろうか.可能性は0に近いと言っていいだろう.

大学生は時間もあり,ある程度自由に使えるお金もある.この時期に恋愛ができなければ,その先の人生でも恋愛ができない可能性が高まってしまうのだ.

 

こんな危機感を感じ,僕は大学生のうちに彼女をつくる決心をした.

しかし,高校,大学と理系で過ごし女の子と接する機会が少なく,加えて,中学以来運動をしていない身体はだらしなく,顔にも覇気がない.これでは仮に,明日素敵な出会いがあるとしても,自分に自信がなく積極的にアプローチすることはできない.

 

ふと,中学時代を思い出すと,当時は運動部に所属しており,顔も身体も今より締まっていた.それに女の子とも話していたし,1度だけだが告白されたこともあった.

そうだ,中学時代の俺に戻ればいいんだと気づき,ダイエットをすることにした.

名付けてリメンバー・ミー作戦」である.

それから,週2回欠かさずジムに通い,半年で5キロの減量に成功した.体重が減るだけでなく筋肉がついたことも実感することができ,だんだんと自分に自信を持つことができるようになった.

ジムなんか続けられないよ.とか言う人がいるが,たしかに最初の2か月くらいは,見た目も体重も大した変化もなくやめたくなることもある.しかし,それを過ぎると身体が変わってきたことが実感できるようになり,むしろ筋トレをやめることができなくなる.

身体がある程度引き締まった頃に,自分にはまだ課題があることに気づいた.それは女の子と接することに対する慣れである.

野球というスポーツにおいて素振りをしているだけでは,試合で結果を出すことは難しい.投げてもらった球を打つ実戦に近い練習が必要である.恋愛についても同じことが言える.意中の人とデートに行くことができたとしても,女の子と話すことに慣れていなければ,緊張して話せなくなってしまったり,自分の話ばかりしてしまったりという失敗を犯してしまう.これでは初回のデートでつまらない男と見なされ,それ以上の発展は望めない.

そこで私が行ったのは,「好みではない女の子と話す」である.好みでない女の子であれば話しかける際に緊張もしないし,仮につまらない話をしてしまって変なヤツだと思われたとしても何も問題が無い.それでも女の子という事実に変わりはないわけで少しずつ実戦経験を積むことができるのだ.

さて,実戦経験を積んできたところでぶち当たるのは根本的かつ最大の問題「出会いがない問題」である.学内もない,他大との交流もないとなれば,考えられる手段はマッチングアプリである.マッチングアプリと聞くと怖いとか怪しいという印象を持つ人も多いと思うが,大手の会社が管理運営しているアプリで,かつ自分自身にリテラシーがあれば心配する必要はない.僕が使ったのは「タップル誕生」である.

アプリをはじめるとさっそく何人かマッチングし,メッセージ交換を経て,2人ほどライン交換をした.ラインのやりとりを続けるうちに1人に絞り,デートの約束をすることに成功した.その相手の方をここからAちゃんと呼ぶことにする.

最初のデートは食事をすることに決まった.待ち合わせ場所に現れたAちゃんは,プロフィール写真で見るより可愛くて,心の中でガッツポーズをした.いや,実際にガッツポーズをしていたかもしれない.実戦練習の甲斐もあり,お互いの好きなミュージシャンや,やっていた部活動,最近出かけた場所などについて他愛もない話だが特に緊張することなく楽しく会話をすることができた.

デートを終え,家に戻る途中は,「楽しんでくれたかな~」とか「2回目のデート誘っても大丈夫かな~」とか,「このまま連絡つかなくなってフェードアウト?」とか色々な考えが頭の中をグルグルとしていた.

すると,Aちゃんからラインが届いた.内容は今日のデートのお礼と,なんと今度映画に行きませんか?というお誘いであった.ファンファーレが鳴ったような気がした.しかし,ここで油断をしてはいけない.2回目のデートに行けたとしても,3回目のデートに進めるか分からない.

2回目のデートで映画を観た帰り道に,また今度出かける約束をすることができた.

僕は3回目のデートが勝負だと決めていた.3回目のデートで絶対に告白すると心に決めた.告白できなければずっとこのまま何も変わらないと.

冬だったということで3回目のデートはイルミネーションを提案した.イルミネーションに行くということは相手にとって告白があるかもしれないというメッセージにもなる.

3回目のデートの誘いにOKをもらうことができ,これは成功するんじゃないかと浮かれそうになった.しかし,ここでも油断は禁物,冷静になることに努めた.

そして,3回目のデート当日になった.夕方に待ち合わせて,夕食を食べ,イルミネーションを観る.イルミネーションを観ながらタイミングをうかがって告白.というプランだ.デートは順調に進み,イルミネーションの中,僕は告白のタイミングをうかがっていた.いざ告白をしようとすると,「好きです」のたった4文字もなかなか口にすることができない.これは緊張なのか,それともこの言葉をきっかけに始まる関係により生じる大きな責任によるものだろうか.おそらく後者である.しかし,ここで何も伝えられずに終わってしまえば,何も変えることはできないし,なにより,イルミネーションの中,女の子と2人でいる.こんなチャンス2度と巡ってこないかもしれない.

 

僕は思い切って想いを伝えた.AちゃんからはOKの返事をもらった.(※実際に「OK!」と超フランクに言ったわけではなく,OKの内容の返事をもらったという意味である.)

 

こうして,僕は大学生のうちに彼女をつくるという目標を達成したのだった.

 

彼女をつくるために勉強した本がこちらである.彼女をつくるにあたって重要な事も多いが役立つとか役立たないとかの問題ではなく,なにより面白い.多少強引な部分があるので自分なりに理解をし,自分用の作戦を作ることをおすすめする.

 

 

inkanomezame-69.hatenablog.com

inkanomezame-69.hatenablog.com

inkanomezame-69.hatenablog.com

 

【学生旅行】リュック1つでシンガポール4日間の旅をしてきた〈その1〉

大学生の春休みは長い…

学生時代の貴重な長期休暇をダラダラと無駄に過ごしてはもったいない

 

 

〈春休み直前のある日のこと〉

 

友人:「海外行きてぇな」

僕 :「行こうか」

友人:「シンガポールいいね」

僕 :「おけ」

 

秒で話は決まった

僕たちはシンガポールへ行くことになった。

 

僕の荷物はリュック1つ

バックパッカーのまねっこだ

中身は着替えのTシャツ4枚と海パン、充電器類、財布、パスポート、観光用のハンドバックも詰めた

リュックの3分の2ほどで収まった

 

 

「おれ、お土産持ち帰れるのか?」

という不安は旅行中消えることはなかった。

 

成田空港を出発し、香港を経由してのシンガポールというルート

ちなみに、シンガポールチャンギ国際空港は世界空港ランキング1位の常連という素晴らしい空港だ

 

日本を出発し、乗り継ぎ含め12時間後。ついにシンガポール到着!

 チャンギ国際空港からMRTに乗り、ベイフロントへ向かう

f:id:inkanomezame-69:20190423200113j:image
f:id:inkanomezame-69:20190423200104j:image

 

駅から出て、まず感じるのは暑さだ。シンガポールは一年中30℃近い気温がある。

しかし、幸いなことに日本の夏のようなモワッとし、嫌な汗がにじんでくるような暑さではなく、気持ちの良い気候だった

 f:id:inkanomezame-69:20190423200107j:image

シンガポールの街並みはよく整備され、とても美しかった。噴水や人工的な運河など水を感じるものが多く、植栽も美しい

まち全体がまるでパワースポットのような感じだった

ガムの持ち込みが禁止されているのも納得である

 

また、シンガポールでは公共交通機関の中での飲食も禁止であるので注意が必要だ 

 

 

 

こんな感じで僕らのシンガポール旅が始まったのだ

僕らはこの旅で30キロ歩きまわることになる…

 

 

つづく

 

「世界最強の商人」を読んで世間を笑おうと思った

「世界最強の商人」は自己啓発本の名著である。

通常の自己啓発本と違う点は物語で成功の秘訣を説明していることだ。

f:id:inkanomezame-69:20190311215333j:image

舞台は2000年前の中近東。主人公のハフィッドは営業の力に長けていた。様々な商品を売り、貿易帝国を作り上げ巨万の富を得た。

ハフィッドの成功は彼が少年のときに師から譲られた10巻の巻物によるものだった。

巻物の教えに従い彼は大成功したのであった。

 

10巻の巻物には次のことが書かれている

 

1.私は今日から、新しい人生を始める

2.私は今日という日を心からの愛をもって迎えよう

3.私は成功するまで頑張り抜く

4.私はこの大自然の奇蹟だ

5.私は今日が人生最後の日だと思って生きよう

6.今日、私は自分の感情の主人になる

7.私は世間を笑おう

8.今日、私は自分の価値を100倍にする

9.私は今、行動する

10.私は導きを求めて祈る

 

印象に強く残ったのは7巻の「私は世間を笑おう」である。

ここに一部を引用する。

 私は世間を笑おう。

 あらゆる生物の中で、笑うことができるのは人間だけだ。木も傷つけられれば血を流すかもしれないし、動物たちも痛みや飢えに泣くだろう。しかし、人間だけが笑う才能を与えられている。それは好きなときにいつでも使える私の財産だ。今日から、私は良く笑う習慣を身に付けよう。

 ニコニコすれば、消化もよくなるだろう。クスクス笑えば、心の重荷も軽くなるだろう。大声で笑えば、命も永くなるだろう。これこそが長寿の最大の秘密だからだ。そして、今、その秘密は私のものだ。

 私は世間を笑おう。

 私は、何にも増して自分自身を笑おう。なぜならば、あまりにも自分を重要だと考えている人間ほど、滑稽なものはないからだ。私はこの心の罠に落ち込まないように気をつけよう。私は大自然最大の奇蹟には違いないが、時間という風に吹き踊らされている単なる一粒の麦みたいなものだからだ。自分がどこからやってきて、どこへ行くのか、私は本当に知っているのだろうか?私の今日の心配事など、10年もたてば、取るに足らないことに見えるのではないだろうか?どうして今、ささいなことに悩まなくてはならないのだろう?今日、太陽が沈むまでに、歴史の流れの中で大きな意味を持つことなど起こるだろうか?

 私は世間を笑おう。

 では、私を傷つけ、涙を流させ、思わず呪ってしまうような人や出来事に遭遇したとき、私はどうやって笑顔を保つことができるのだろうか?そんな場合、私を救う魔法の言葉がある。ユーモア精神が消えそうなときも、この魔法の言葉は太古の昔から伝えられてきたものであり、私をあらゆる災難から救い出し、バランスのとれた人生へと導いてくれるだろう。それはこんな言葉だ。

「これもまた過ぎ去ってゆく」

 

『世界最強の商人』第14章より引用

 

 

僕は深く考えすぎてしまうことがある。バイトで悩むことも多かった。このあとバイトがあると

ミスしたらどうしようとか、理不尽に怒られたら嫌だな、とか

考えてもどうにもならないのに頭の中はグチャグチャになっていた。

 

「これもまた過ぎ去ってゆく」

 

 

心配しても意味がない。物事はなるようになるのだ。

 

ただ、我慢するのが正しいという考えは気に食わない。

ときに逃げることも必要である。

 

笑って次に進めば良いのだ。

 

二郎好き大学生がファミリーマート「野菜マシにんにく醤油ラーメン」を食べてみた

僕は野菜たっぷり、ニンニクたっぷり、アブラたっぷり、厚切りチャーシュー、もっちり太麺のいわゆる「二郎系ラーメン」が大好きだ

 

はじめて口にしたとき僕は二郎の虜になってしまった。

二郎には中毒性がある。

食べ終えると、

「ふ~、食った食った~、しばらく二郎はいいや~」

と思うのだが、家に着くころには

「あ~、二郎また行きてぇ」

となるのだ。それも毎回。不思議である。

 

二郎の虜になる者は多く、二郎愛好家は通称「ジロリアン」と呼ばれる。

ラーメン二郎全店制覇」する猛者もいる。

インスタグラムで「#二郎系」などと検索すれば「ジロリアン」たちの活動を見ることができる。

 

そんな二郎中毒者のうちの一人である僕は先日ファミリーマートでこんなものを見つけたのだ

「野菜マシニンニク醤油ラーメン」

二郎系コンビニラーメンといえば、セブンイレブンがSNS上で話題になっているが、

実はファミリーマートでも二郎系ラーメンが販売されている。

 

即購入だ

税込み550円はちょっと高いようにも感じる。

だが、買う

気になるカロリーは555Kcal

二郎系にしては低カロリー

「意外にヘルシー?いや、ヘルシーではないだろう。」

f:id:inkanomezame-69:20190227153303j:image

 温めは500Wで5分40秒 これは長めのおあずけ時間だ、これくらい長いほうが興奮する。この時間も楽しむのが通だ。

そして5分40秒後、着丼。

f:id:inkanomezame-69:20190227154025j:image

 フタを開けると、にんにくがふわ~っと香り、食欲を刺激する。

にんにくの量は抑えられているが、オフィスや学校など公共の場で食べることはオススメしない。食べてしまったら翌日から「ニンニク君」と呼ばれるだろう。

f:id:inkanomezame-69:20190227154429j:image

 二郎系の特徴である太めの麺。コンビニ麺としてこのクオリティはすごいと思うが、再現度としては、もう少しっていうレベルに感じた。モソっとした食感で、他の方のレビューでもよく見られるがうどんに近い。コンビニ麺の限界なのだろう。が、うまいことに間違いはない。

スープは濃厚でとてもおいしい。こちらも余裕のコンビニ超えのクオリティ。

二郎系スープのジャンクな味わいには及ばずパンチが足りないが、飲み干してしまいたい衝動に駆られるうまさだ。

チャーシューは、やはりどうしても店舗と比べると物足りないが、従来のコンビニチャーシューよりもジューシーでおいしい。こちらも工夫が感じられる。厚切りであればより嬉しいのだが、価格面で厳しいのだろう。

 

そもそも、店舗の二郎と比べるのは間違いだ。

 

行列に並ぶことなく二郎系ラーメンを手軽に手に入れることができ、自宅で楽しむことができる。

 

コンビニに二郎系が並ぶ

誰がこの光景を想像しただろうか、

 

大学生の胃袋を捕まえた二郎

男たちが長蛇の列を作り、無我夢中ですする二郎

 

一部の人間が熱狂するようなラーメンがついに市民権を得た瞬間なのかもしれない。

コンビニに並ぶ二郎が輝いてみえた。

 

inkanomezame-69.hatenablog.com